部品加工の基礎となる工作機械
金属や樹脂などの素材を様々な省力機や設備に使用される部品や、治具などに加工するために必要となるのが、マザーマシンと呼ばれる「工作機械」です。要は機械を製作するために作られた機械ということになります。
食品加工工場や、半導体製造工場、印刷機、製紙工場、研究機関、家電製造工場、製薬工場といった幅広い分野で使用されている省力機械やロボット、ユニット設備、また工作機械そのものの部品などもこのマザーマシンによって製造されています。
それゆえ、このマザーマシンでの加工の精度が後々の機械の精度、品質に影響してきます。精度の低い工作機械で製作した部品を使用して組み立てた機械はやはり品質が低く、逆に高精度の部品製作のできる工作機械で製作した部品を使用した機械は品質も高いものとなります。
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