金属加工

金属のリサイクルについて


金属加工

金属加工の製造工程内で生じる切りくずや金属製品の廃棄物などは、スクラップと呼ばれます。
地球の資源は無限ではありませんので、当然アルミなどの金属のスクラップは回収されて再利用されます。
私たちが要らなくなって捨てた製品も、何らかの形で姿を変えて再び世に登場するわけです。

収集された鉄スクラップは、プレス加工や切断加工、破砕加工などの方法で加工されて分解されます。
回収された製品の100%が金属でできているわけではありません。金属部分と非金属部分、ゴミに分類される中から金属部分のみを抽出し、電気炉などで溶かされて再資源化されます。
溶かされた金属は鉄鋼などの形で再び私たち部品加工業者の手に渡り、あらゆる製品の一部品となります。

日本は国内の鉄鋼蓄積量が世界有数の多さで、金属のスクラップは国内だけの使用でとどまらず、海外にも輸出されています。
日刊産業新聞の記事によると、円高是正や海外メーカーからの活発な引き合いを背景に、鉄のスクラップの輸出価格が上がっているようです。
スクラップはただのゴミではなく、輸出できる資源の少ない日本にとっては重要な外交用の資源でもあります。
金属のリサイクルは、日本を支えるシステムの一部なのです。