ステンレス加工とは

ステンレスとは


ステンレス加工とは
金属加工の素材となるステンレス鋼。英語ではstainless steelと書きます。steelは日本語に直すと鋼。stainlessはさびないという意味になります。
ステンレス鋼は、その名前の通りさびにくい性質をもつ金属です。
ただし、その主成分となるのは錆びやすい金属であるなのです。
その鉄をさびにくくするためにクロムやニッケルを含ませている合金鋼がステンレスとなります。

鉄の規格名はSS400やS45Cなどがありますが。ステンレスはSUSという略号を用いて名前が付けられています。
ステンレスは合金であることから一種類と思われがちですが、いくつかの種類に分けられます。
JISでは、結晶組織から5つの種類に分けています。

○オーステナイト系
延性および靭性に富んだ種類で、曲げ加工等の冷間加工が良好で、溶接性や耐食性に優れている。
金属加工で最も多く利用されるステンレス鋼。SUS304など。

○フェライト系
熱処理による効果が無いため、軟質状態で使用されることが多い。成型加工性や耐食性に優れ、溶接性が比較的良好。
一般耐食用として使用される。SUS430LX、SUS444など。

○マルテンサイト系
焼き入れにより硬化する性質をもつ。そのため、使用用途によって熱処理を行うことで、広範囲の性質が得られるのが利点。
棒鋼、平鋼の形状で使用されることが多い。SUS420、SUS440など。

○二相系
オーステナイト系とフェライト系の2つの金属組織からなるステンレス合金。
オーステナイトとフェライトの両方の性質を持ち、耐海水性、耐応力腐食割れ性に優れ、強度も非常に高いという性質を持つ。
塩化物環境下での耐食性と、腐食性を有していることから、化学プラントや海水機器等の幅広い用途で使用されている。SUS329など。

○析出硬化系
析出硬化処理によりマルテンサイトにに金属間化合物の微細な析出物粒子を分散させることで、硬度を高めたステンレス合金。
オーステナイト系のステンレス合金と比べ、耐食性がやや劣る。SUS630、SUS631など。

このように、一言でステンレスと言っても様々で、金属加工に最も適したステンレスを選択することが大事です。
ステンレスだけではなく、部品加工全般に言えることですが、加工の優劣は素材の特性の理解度と、加工のノウハウによって決まります。
当社では、素材の理解はもちろんのこと、部品が使われる環境や用途なども理解したうえで、間違いのない的確な加工を行っています。
大阪の金属加工会社をお探しのお客様、どんな加工もご相談くださいませ。短納期での加工もご相談ください。